2013/12/22

会社員の敵は税だけではなさそうです

投稿の間が空きすぎてますね、すみません。

年末年始の時期です、早いものですね。
今年も恒例の税還付を色々とやってますが今回は会社に住宅ローン減税、正式名称は「住宅借入金等特別控除」を申請したのでその部分の計算は行わなくても良くなりました。
自分で計算しないので給与明細に書かれている金額がいまいちパッとしませんね、ありがたみが減るというか取り戻した感が減るというか。
個人事業主の赤字申告は後日行うのでその時はまた結果を記載します。

それはさておき、今回は会社員の支払っている法定控除を見てみました。会社員は好き勝手に政府に引かれてますが「仕方ない」と見てみないふりをするのではなく内訳を理解することは大事です。
法定控除は一般的には給与から引かれてしまい一度も手元を経由しないお金ですね。
雇用保険、所得税、住民税、健康保険、そして厚生年金の構成となっています。
所得税と住民税が文字通り税金で、雇用保険と健康保険と厚生年金は社会保険料です。

ではこの比率ですが、皆さんの給与はどうなってますか?
いま世の中では税がクローズアップされています、そろそろ増税の時期ですが給与の内訳を見ると会社員の敵は税だけではなさそうに見えます。
確かに税の比率は大きいです、32%を占めています。しかし一番の敵ではありません。

私は大学を卒業し就職してから今まで約16年の給与明細をデータ化して持っています。
なのでこのデータは短期の増減税の影響は受けていない情報です。会社のボーナス時期などに影響を受けますが、ボーナスも一般的に6月12月支払いのデータです。
私の集計を見るとトップ3は次です。

1. 社会保険料 41%
2. 税金    32%
3. 生命保険  11%
 (給与引き落とし契約のみ)

そうです、我々会社員の敵は税だけではなくこの社会保険料もです!!
いや寧ろ社会保険料が大ボスです!!

注意
生命保険は給与引き落としのみでここに含まれない自動車保険や火災保険などは含まれていません。それを含めると15%ほどにはなりそうです。




雇用保険、健康保険、厚生年金
このお金を減らすと家計へのインパクトも大きいです、なんといっても41%も占めています。ではどうすれば減らせるのか。

社会保険料控除の手続きは会社で行うのでそれは漏れ無く行っているとして考えると、残念ながら4~6月の3ヶ月の給与額の平均を下げるしかありません。
この時期で自分の収入をコントロールできる人、例えばインセンティブの金額をコントロールしてこの時期の収入を抑える事が出来る人など、は4~6月の3ヶ月の給与額を抑えましょう。

コントロール出来る人はラッキーですね、正直羨ましいです。。。